単品識別のためのJANコードは、スタイルや色、サイズといった属性を表わすためには設計されていない。属性はJANコードには含まれないため、社内コードで管理しなければならない。JANコードは、企業間取引で情報を交換するときにメリットを発揮する。企業関取引用の中間コードがない場合、メーカーと小売店はコードのけた数も構成も異なる互いのコードを直接交換するプログラムを取引先企業の数だけ用意しなければならない。しかし、JANという中間コードを介せば、メーカーも小売店も共通コードに対する自社コードの変換プログラムだけを用意すればよい。EDIとは、企業間の自動的なデー夕伝送のことである。EDIも商品コードと同様に、業界標準がなければ、取引先の数だけ端末機を揃えなくてはならない。そこで繊維産業構造改善事業協会ではEDIの標準化に取り組んでおり、発注や請求などの標準メッセージを、アパレル・小売企業間で5、テキスタイル・アパレル企業間で15取り決めた。