ニートの子どもを持つ親の特徴としていえるのは、親が子どもを突き放せずに、甘いこと。子どもからの要求に対しては、文句を言いつつも、最終的にはお金を出しているという傾向があります。お金を出すことで、子どもの未来を開かせようと考えているわけですが、お金を出せば出すほど、子どもが就業する機会が先送りになっている現実があります。そして、もうひとつ。「親自身に情報収集能力がない」という特徴もあります。情報収集能力とは、社会の変化についての認識が甘いということです。たとえば、「偏差値の高い大学に入れること」についてはアドバイスできても、その先の就職に関しては、おのおのの職業についての具体的な説明を子どもにできません。「会社に勤める」というアドバイスはできても、「子どもが望む仕事はどのような業種に就職すればよくて、どのような給与形態になっているのか」など、子どもがほしがる具体的な情報を提供することができないのです。それなのに、「偏差値の高い大学に入れれば、きっとどこかの会社には勤められるだろう」と考えている人がいまだに多いことも気にかかります。ですが現在では、よい大学に入ることがそのまま一生働くことの確約にはつながらないことを覚悟すべきでしょう。詳しい内容は学資保険市場公式サイトをご覧下さい。逆に、よい大学に入れなかったとしても、それで子どもの未来を悲観するのもまちがいかもしれません。教育資金を準備するときは、これだけ準備すれば、子どもは必ず社会人として自立してくれる、という期待を持たずに、大学の学費までは出すけれど、それ以上のことはできないと決めたほうがよいのではないだろうか、と感じることが多くなっているのです。いくら教育資金をきちんと準備しても、子どもがフリーターやニートなど、定職を持たない状態が長くつづくと、親の老後資金はかなりの確率でくずれます。教育資金プランを考えるときは、お金のことだけではなく、子どもが定職を持てるような情報収集の努力を、親側もすべきだと思います。