映像の現場で仕事をしていたとき、あるプロデューサーの紹介で広告の仕事をやることになりました。撮影を担当したのは、海外の一流化粧品ブランドのポスターを長年手がけてきた、フランス人のカメラマン。その彼から、「あなたの道具を見せてくれ」と言われたのです。その当時はすでに六色のファンデーションを開発して現場で使っていたので、道具を見せながらベースの作り方、メイクアップの方法を説明すると、「パーフェクト」と言ってもらうことができました。素晴らしい人に出会えたとき、きちんと答えられる自分でありたいと考え、勉強してきたことが、「パーフェクト」という言葉で返ってきたとき、本当にうれしいと感じました。結果は突然に訪れることもある。いつ、どういう形で返ってくるかわからないし、いつ素晴らしい人と出会う機会があるかもわからない。だから私は照明、色彩、技術、何が流行っているかなど、あらゆることを勉強し続けてきました。もちろんこれからも、飽くなき追求を続けていきたいと思っています。