けっしてページ数のある参考書や問題集といった量のあるものをやってはいけない。薄い問題集の問題を解いて答え合わせをして、今までやってきたことを確認するぐらいにとどめておいてほしい。いってみれば、これも“やってきた勉強の確認”にすぎない。受験を目前にひかえて、新しいことを取り入れようとするのは無謀である。さて、そうして今まで使ってきた、いや使い込んできた参考書や問題集は、入試当日、試験会場に持っていこう。もちろん、試験と試験のあいだの休み時間にその参考書や問題集で勉強するという意味で持っていくという側面はあるが、もうひとつだいじなのは「お守りとして持っていく」ということだ。使い込んでぼろぼろになった参考書や問題集は、キミのこれまでの努力の証である。今までしてきた努力が、そのまま形になって表われているものである。そこで、試験が始まる前に、あらためて持ってきた問題集や参考書をながめてほしい。「それにしても、よくこんなになるまで使い込んだな」と思えればしめたもの。自分のやってきたことを自分の目で再認識することで、自信も湧いてくる。これは参考書にかぎらず何でもいいのだが、努力の証になるものを持って、試験会場に向かおう。