日本の社会は「情報操作」に弱い

2010-12-06

日本の社会は意外なほど「情報操作」に弱い体質がある。受験戦争の問題でもそうだが、特に情緒的な感情論が多数派になるとそれに引きずられる、という欠点がある。できるだけ多くの人が「多数意見には流されない」という批判精神をペースに、情報を的確に捉えて分析できる能力を養うことが民主主義の発展に不可欠だと思う。また、これがなければ民主主義は単なる衆愚政治である。ともかく、アメリカのように、「情報資本」において「持てるもの」と「持たざるもの」との格差を余りに広げてはいけないと思う。アメリカは自由の国であるだけに、上昇する自由もあるが底辺まで落ちる自由もあるわけで、勝ち組と負け組の差が余りにはっきりしすぎている。こうした格差は社会不安を招く。格差を広げないためには、教育において偽りの「ゆとり教育」のような全体のレベルダウンを図るのではなく、逆にレベルアップを図るべきである。これこそが来るべき高度情報化社会において、日本を活性化する唯一の道である。