具体的にどんな刺激を与えればいいのでしょうか??光線による刺激…寝室の電気や枕元のスタンドなどをパッとつける。これだけでいびきが止まることがあります。光線による瞳孔反射を利用したものです。?温度による刺激…窓やドアを開けて、暖かい部屋にすばやく冷たい空気を入れる。これとは逆に冷たい部屋にすばやく暖かい空気を入れる。これは温度刺激による皮膚感応反射を利用する方法です。うたた寝などをしていて、急に寒くなったために目が覚めるというのと同じです。?音響による刺激…突然、テレビやラジオをつける。手をたたく。名前を呼ぶ。いずれも相手の聴覚を刺激していびきを止める方法です。いびきは睡眠よりも早く反応するため、目が覚めなくてもいびきだけは先に止まるのです。?触覚による刺激…いびきがうるさいからといって鼻をつまんだりする人がいます。皮膚の触覚反射により、当然、いびきは一時的に止まりますが、こんな乱暴な方法では目も覚めてしまいます。そんなことをしなくても布団の上から軽く体をたたくだけでいびきは止まります。?動的刺激…仰向けに寝ている体を横向きにする。あるいは首や枕をほんの少し動かすだけで、いびきが止まります。これは平衡感覚の神経反射を利用する方法です。?嗅覚による刺激…刺激の強い臭いをかがせて嗅覚を刺激する方法です。ただし、常用すると嗅覚障害を引き起こすことにもなりかねないので注意が必要。たまに試してみる程度にとどめましょう。以上、紹介してきたさまざまな刺激法を数カ月間、根気よく繰り返してみて試してください。一時的な抑制法であっても、繰り返し行うことで少なからず効果はあるはずです。私たちの体は眠っているときに無意識の条件反射が働きます。人から与えられる刺激でいびきが止まるというのもそのためです。これが習慣化すると、人から刺激を与えられなくても、自分がいびきをかき始めた途端に無意識の条件反射が起こり、自分で体の向きを変えるなどして、いびきが自然に止まるようになるのです。
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