企画も販売も取引先まかせの商品

2011-02-17

従来はPBといっても、企画も販売も取引先まかせの商品が多かった。これでは現場の負担が増えるだけで、差別化はとても実現できない。こんな形態のPBは相次いで廃止に追い込まれている。代わって登場してきているのが、文字どおりのオリジナルブランドだ。たとえば、そごうは、開発輪入の紳士スーツ「GBフォンタナ」を販売している。さらに西武百貨店は、96年秋から婦人のトータルブランド「アドレス」を発売した。これらの商品は自主企画、買い取りを原則としており、販売も自社の社員が担当している。量販店のPB戦略も、大きな転機を迎えつつある。かつて量販店では、単品のPBが大きな売り上げをもたらした。しかし顧客のニーズが変化する中で、衣料品の品揃えには新たな要素が求められるようになった。このもとで量販店は、?コーディネート企画、?大手あるいは有力アパレルメーカーとの取り組み――を特徴とするブランドを相次いで開発している。