存在価値が高いと感じたとき幸せを感じる

2012-01-23

FC事業を始めてから、毎週のように旅行バッグを引きずり、全国の主要都市を歩き回る毎日だ。社長にそれを苦にする様子はない。京都にいたときは、毎日社員を見てはガミガミ言ってストレスを溜めていた。何の進歩もないように感じることもあった。「今の方が自分の存在価値を感じるよね。やっぱり人間は自分の存在価値が高いと感じたとき幸せを感じる。低いと感じたとき不幸と感じるのです。自分に価値がないと感じるとやる気がな
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歓迎されないひとり客

2012-01-22

『おひとり京都』には、まだまだ難敵がいる。それは宿だ。年間五千万人を超える観光客が訪れる京都は、慢性的な宿不足。近年、京都を訪れる観光客数はずっと右肩上がりなのに比して、新規にオープンするホテルの数はほとんど横ばいである。小さなビジネスホテルこそ増えてきているものの、大型ホテルや旅館はほぼ以前と変わらぬ状況で、当然ながら宿が足りないという事態が続いている。梅雨どきや真冬のシーズンオフなら、少々の空
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90年バブルの清算は先送りされている

2012-01-16

住宅バブル期には、株式市場でも、多くのマンションや建売住宅のディベロッパー業を拡大し、株式公開を果たしている。まさに住宅バブルを追い風にしたもので、住宅市場の大活況を物語っている。さて、この「住宅バブル」によって1番大きな影響を受けたのは、土地と中古マンションなどの価格である。まず、土地については、住宅バブルと言われるほど大量の新築マンション、建売住宅、新築住宅の建設が行われたために、それに必要な
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バスの虫

2012-01-15

唐突に、地を這うシャクトリムシのような顔が浮かんできた。久しぶりに見る顔だった。夜行バスの狭く、息苦しい車内に閉じ込められて数時間もたつと、必ずといっていいほど、この虫がニッと願いながら暗闇のなかに顔を見せるのだ。身動きひとつできないような車内では、満足に寝ることもできず、わずかなスペースのなかで、体を右に左に1センチ、ニセンチと動かし、少しでも腰への負担を軽くしようとする。しかしぎゅう詰めのバス
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中国行きにも運び屋が乗船

2012-01-14

はじめ、これは痛快な密輸かと思っていたが、ターミナル前広場のいたる所で堂々と荷物を広げ、計量しているところを見ると、裏貿易というわけではなさそうだった。フェリーにも重量制限があり、それを超える分を体に巻きつけるということらしい。もっとも煙草やスニーカーは偽物の臭いがぷんぷんするから、違法なのかもしれなかった。身軽になった男は、ゆっくりとサンドイッチを頬張っていた。計量をしていた男が、鞄のなかから札
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